山ちゃんと結婚したのは蒼井そらではない。蒼井優だ。

南海キャンディーズでブサイクキャラを通していた山ちゃんが美人女優、蒼井優と結婚したことが話題になっている。

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交際二ヶ月での結婚発表はあまりにも早いが、山ちゃんが非モテコミットして即プロポーズしたか、もしかしたら妊娠したのかもしれない。
いずれにしても他人の僕から言えることは一つだけだ。

「おめでとう!」

さて、そんな蒼井優との結婚だが、中には蒼井優と蒼井そらを混同している人がいるらしい。
蒼井優と蒼井そら、名前は似ているが、中身はペンギンとアヒルくらい違う。
何よりおっぱいの大きさが違う。

今どきの若い子は知らないかもしれないが、蒼井そらはかつて男根界のカリスマだった。
現在の明日花キララを超えていた。

チンポ界でトップ・オブ・トップに君臨していたのだ。

いま、アラサーとなっているおっさん共が大学生だった頃。
ビデオテープからDVDに切り替わり始めたあの頃、僕たちは皆、TSUTAYAの「のれんの向こう側」に通っていた。

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インターネットが今ほど自由に使えなかった時代、僕たちはTSUTAYAののれんの向こうにAVを探しに行っていたのだ。

そんなのれんの向こう側の、「売上ランキング1位」に輝いていたのはいつも蒼井そらだった。
“表”のアイドルでは当時はモーニング娘。だか何かが流行っていたのかもしれない(あるいは時代が終わっていたのかもしれない)が、“裏”のトップアイドルは蒼井そらだった。


当時の全男子大学生の8割は蒼井そらで一度は抜いたことがあるだろう。
その情熱はアイドルの追っかけのレベルを凌駕する。

蒼井そらの肉体を凝視し、何度も巻き戻し(テープを前に戻す作業のこと)、最高の一場面で「一時停止」をかける。
そのためだけに暇な男子大学生達は3時間も4時間もテレビの前に正座してリモコンとチンコを握りしめていたのだ。

僕たちは蒼井そらと蒼井優を間違えない。
蒼井そらは僕たちの青春の象徴だったのだ。

大学の2限目の授業が終わり、講義棟から出て見上げると、青く晴れた空が広がっていた。
抜けるような青空だった。

横にいた友達に「これからどうする?」と話しかけると、彼は頷き、こう言った。

「こんな晴れた日は、『そら』でしょ」

僕も頷く。

「だよな」

「蒼井そら日和だな」

「だな」

3限目があることなど気にせず、僕たちは自転車に飛び乗り、TSUTAYAに向かう。
のれんの向こう側で「そら」を見つけた。

彼女はいつも通りの笑顔で僕たちを優しく見守ってくれていた。

「今日はこの『そら』だな」

「いや、お前はこっちの『そら』、俺はあっちの『そら』にしろよ」

のれんの向こうでどのそらを借りるかの議論が始まった。

借りたDVDを3日後に交換し合うためだ。
げっそりした顔で、それでいて目だけがギラギラとした気持ち悪い二人が、AVを大学内でこっそりと交換するのはどう考えても気持ち悪いだろう。

僕たちは巷で話題のキモい大学生だった。
それでも蒼井そらが僕たちの中で忘れられない存在感を放っていることに変わりない。

南海キャンディーズの山里亮太のさんの結婚はおめでたいことだ。
しかし僕にとっては、蒼井優の結婚よりも、蒼井そらがDJ NONさんと結婚したときの方が衝撃だった。

衝撃を受けたとは言え、雲の上の女神的な存在であることには変わりない。
雲の上で楽しくやってほしい。

二人の蒼井さんの幸せな結婚生活を心から願っております。